仕事じゃなくて書いてみる。

出産離職の元フリーライター・編集者が書いておきたいこと。

知りたいこと_タイの生活文化<布団>

タイのひとたちは、どんな布団で寝ているのだろう。

 

友だちが韓国に留学していた時代、遊びに行くと、

とても薄い敷き布団を床にそのまま敷いて寝ていて、初めはとても驚いたし、

慣れるまでは体が痛かった。

その子は彼氏と住みはじめてダブルベッドで寝るようになったから、

いまの韓国ではベッドの生活も一般的なのだと思うけど、

その子から聞いた話によると、彼が(現在40代前半)が幼いころは、

夏なんかは、家の外にお布団を敷いて寝るのも珍しいことじゃなかったらしい。

「ドラマでもそんなシーンあるんだよ」

と彼女が夜道を散歩しながら教えてくれたことを思い出した。

 

その子はその彼と結婚した。

留学で韓国に行く少し前に恋に落ち、遠距離で愛を育み、渡韓。

結局、そのまま日本には帰って来なかった。

留学するときに彼が彼女にお布団を用意してくれたのだけど、

柄が気に入らないと文句を言っていた。

ポップでカラフルな大きな花が描いてあった。

結婚のときも、布団のことで何やら言っていたけれど、それは忘れた。

 

外国の布団文化と言えば、もうひとつ印象的なことがある。

ラトビアのリネンの掛け布団カバーが気持ちよくて使っていたのだが、

なん代目かがもう無理となったときに日本のリネンのカバーを買ってみたら、

四つ端に紐が付いていた。掛け布団とカバーがずれないように互いを結ぶ仕様。

これは日本の布団文化では普通だと思うけれど、

ラトビアのものは四つ端に手がひとつ分入るくらいの隙間が仕立てられていて、

とっても便利だった。

その穴から掛け布団の四つ端を引っ張り出せばよいだけ。

穴スタイルの布団カバーについてネットで調べたけど、

たった1件しかヒットしなくて、ヨーロッパかどこかが主流と、あったような。

日本の布団の仕様はしっかりずれないようになっているのはわかるけど、

面倒だ。

 

いま使っている布団はとくに気に入っている訳でもないけれど、

(カバーは全部好き)

タイに持って行く。

でも、タイのお布団がどんなのかも楽しみ。